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FLYDAYZのデザインの考え方

( culture )

2023.07.07

FLYDAYZはデザインを探求し、調和を目指す者たち

改めてFLYDAYZが行うデザインは何かを定義してみようと思う。

私たちはデザインを探求する姿勢をとても大事にします。
デザインをツールとして使うだけではなく、デザインされたモノや空間や関係性が未来に対してどのような影響があるのかを考える。

存在論的デザインや仏教的な縁起のように。
要するに、デザインしたモノによって、私たちはデザインしかえされるということ。

様々な方面で変化を求められる時代において、今、何をどうデザインするかによって未来があらゆる方向に変化していく。

デザインとはただ世界観(モノやコトだけではなく全てを包摂した概念)を作るだけでなく、そのモノ自体が人や環境に影響を与え、互いに作用し合うこと。
FLYDAYZのアプローチは、人やモノ、環境が互いに影響し合いながら共に存在することをみんなでシェアしながら、良い未来を描いていこうよスタンスです。
つまり、デザインは人間と非人間(モノや自然)の関係を大切にし、多様な文化や価値観を尊重しながら、新たな視点を取り入れてデザインを進化させていくことを私たちはデザインの探求と呼んでいます。

極端かもしれないけれど、今を起点にあらゆるものをデザインすることにより、過去、現在、未来が同時に起きる。

過去も未来もない。今この瞬間が全てである

これまでの実績(過去)や期待(未来)が、今の経営においての意思決定や感情に影響を与えるため、私たち(あらゆる活動)の意識において過去、現在、未来が同時に経験されるということ。

例えば、旅行の計画を立てるとき、過去の旅行経験(過去)を参考にし、訪れたい場所への期待(未来)を抱きながら、計画を立てる(現在)といったことが挙げられます。これにより、過去、現在、未来が同時に存在しているような状態を体験することになります。

だからこそ、
今の状態(あり方)を深く洞察する→内省の繰り返し→内外との関係性を見つめることを対話によって丁寧に言葉を取り出すことが私たちのデザインプロジェクトのスタートです。

ブランディング=今の話

私たちは「ブランディングしたい」という言葉に少し違和感を持っています。なぜなら、ブランドというものは既に存在していて、常に形作られているものだからです。多くの企業は、ブランディングのフレームワークを使えば、ブランドが劇的に変わると期待するかもしれませんが、本当のブランドとは今の在り方を反映したものなのです。

内省を繰り返す過程で、苦しまれたり(自分たちの嫌な部分を見ることになるため)、プロジェクトがそこで終わるケースもありました。

しかし、
自分たちの世界観を言語化、視覚化することにより、あらゆるコミュニケーション(社内外、個の内面外面)に一貫性を持たせる(言行一致)ことができる。
ただ、その生み出された世界観にみんなも目指したいものであるかどうかは難しい問題だったりします。

例えば、「うちは売上至上主義だ!とにかくノルマを達成しろー!」という組織があったとして、その資本主義社会の中で創られた世界観に、ユーザーや社会が「私も売上至上主義の世界観に大賛成ですー!応援してますー!支援します」という人がたくさんいて、世界観が実現できるのであれば問題ありません!
しかし、世界観にも他との調和が必要です。
その世界観の集合体で世界は作られているので、関係性が築けない世界観は持続不可能になってしまいますね。今まさに環境と社会において持続可能性が叫ばれている背景には環境だけではなくこういった関係性もあるかもしれません。

ですが、擦られた聞きざわりの良い言葉を使えばいいという訳でもありません。
例えば「そういう時代だから、周りがそうやっているから私たちもサステナビリティに力を入れたい」だと、世界観を言語化できません。
なぜなら、内省する余地を拒絶しているからです。

言論を非商業化した先を見てみたいなーとか思っています。


世界観をデザインするということは、単に製品やサービスの外観を整えるだけでなく、その個や組織が持つ価値、理念、文化を言語化し、視覚的、感覚的に表現し、それを通じてユーザーが体験する全体的な感覚や印象を作り上げることです。これはブランドのアイデンティティを構築し、ユーザーとの感情的なつながりを強化するプロセスです。

そこに、利益だけではなくより良い世界はどういうものなのか、私たちの事業を手段として世界をどう明るくすることができるのかを考えることが世界を調和に導くヒントになるかもしれませんね。言論を非商業化する勇気を共に見つけていきたいと思っています。

社会も組織も個もデザイナーであるべきだと考える

個においても同じ考え方を持ってます。
私たちのデザインの範疇には組織だけではなく、個のデザインも含まれています。自分がどう在りたいかどうなりたいかは今日の今の行動に全て含まれています。今日の選択が未来をかたどる。その選択の精度を上げるために人間を磨く。インテグラル理論にもある通り、人間は様々な側面において成長していきます。自らを成長させる行動(精神的、身体的、感情的、知的、社会的)をとりながら、他者との関係性をより良いものにしていくプロセスを個が自分自身でデザインするこができたならば、誰もがなりたい自分になれるだろうなという思いを持っています。
そうすることによって、心に余裕を持ち隣の人に優しく声をかけてあげられたなら、つらそうな人に手を差し伸べてあげられたなら、それが連鎖したなら、世界は今よりも少し愛があふれるようになるのかな。なーんて、FLYDAYZは思っています。

アメリカの現代思想家ケン・ウイルバーによって提唱された統合的・包括的なメタ理論(思想)であり、人間・組織・社会・世界を統合的、包括的にとらえるためのフレームワーク、地図であるといわれています。

彼は、哲学、心理学、人類学、社会学、宗教、生物学、システム科学など、人間に関わるあらゆる主要な知識領域からの重要な洞察を織り合わせ、「人・組織・社会の健全な発達のモデル」を示しました。

インテグラル理論は、問題解決やアセスメントを目指す様々なアプローチがどのような領域を扱うことになるのかの位置を地図として示し、それらを体系的に包含して、より深くまで相互に関係づけることを可能にします。
そのため、21世紀に私たちが直面する複雑な課題に対して、より効果的に対処できる可能性を秘めているといわれています。

https://www.authentic-a.com/integral-theory

長くなりましたが、今の時点のFLYDAYZのデザインの考え方をまとめてみました。
根底にあるのはツールとしてのデザイン、存在としてのデザインのどちらも好きだということです。人類学、神智学、哲学、心理学、社会学、宗教など様々な考え方をFLYDAYZとしてつなぎ合わせて様々な世界観と関わることができる手段としてデザインを捉えています。

FLYDAYZの意味は「最高な一日」

Live in the moment 今この瞬間を生きる

上記のFLYDAYZのスローガンには「今を大事にしよう」という意味だけではなく、今この瞬間が自分の世界の全てだと感じられる一日を共に過ごそうという願いを込めています。

子供のように楽しげで、透き通っていて、創造的で、あらゆる流れの中に存在できるようなチームで在るために今日を大切にデザインしていきます。

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FLYDAYZ 大林寛明